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2008年05月20日

2008北京パラリンピック・日本選手団記者発表会

5月20日、日本パラリンピック委員会(JPC)は北京パラリンピック(2008年9月開催)に出場する日本代表選手を発表した。日本は17競技に出場し、役員を含めた選手団は約280人となる見込み。選手団の主将は車いすバスケットボール男子の京谷和幸、開会式の旗手は陸上男子の鈴木徹。前回日本は金17、銀15、銅20の計52個と過去最多のメダルを獲得。日本パラリンピック委員会副委員長の大久保春美選手団長は「アテネを上回るようメダルを獲得したい」と目標を話した。

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(左から)直井由紀(ゴールボール女子チーム主将)、鈴木孝幸(水泳チーム主将)、鈴木徹(陸上・走り高跳び)

2008年05月13日

VISAパラW杯最終日

VISAパラW杯最終日の11日は、マンチェスター・リージョナルアリーナで陸上競技が行われ、女子1500m(T54)で土田和歌子が、男子幅跳び(F42/44)で山本篤がそれぞれ銅メダルを獲得した。

女子車いす1500m(T54)で銅メダルを獲得した土田和歌子は、「トラックの中距離種目は、昨年9月1日の大阪の世界陸上のエキシビションレース以来で久しぶり。5000mやマラソンと比べて、トップスピードのある選手が勝つ中距離競技の難しさを感じる。海外の重いトラックにも慣れていかなければと思う」と語った。

また、男子走り幅跳び(F42/44)で銅メダルを獲得した山本篤は「先週(5月3日)の大分陸上では5m89を出していたので今回は金メダルを狙っていたが、ベストパフォーマンスを出せなかった」と悔しそうな表情。6月にもドイツ、オランダの大会に出場予定の山本は「ライバルのいる大会に出ていって修行し、北京に向かいたい」と闘志を見せた。

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女子車いす1500m 土田和歌子

■日本選手出場種目の結果■

▼女子 車いす1500m(T54)
3位 土田和歌子 3分45秒62

▼男子走り幅跳び(F42/44)
3位 山本篤(F42) ベスト記録5m59 946点

▼女子 車いす800m(T54)
5位 土田和歌子 2分04秒06

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女子車いす1500m、左から2位のAmanda MCGRORY(T54、米国)、1位のJessica GALLI (T53、米国)、3位の土田和歌子(T54、日本)


2008年05月12日

【速報】VISAパラリンピックワールドカップ 陸上競技

【速報】VISAパラリンピックワールドカップ最終日の11日は陸上競技が行われ、女子1500m(T54)で土田和歌子が、男子幅跳び(F42/44)で山本篤がそれぞれ銅メダルを獲得した。

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女子車いす1500m(T54)、3位でゴールの土田和歌子(右から2人目)
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銅メダルを見せる土田和歌子

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山本篤、男子走り幅跳び(F42/44)

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表彰台の山本篤

(TEXT, Photo: Yuko SATO)

VISAパラW杯(VPWC)4日目

VISAパラW杯(VPWC)4日目の10日、水泳・男子100m平泳ぎ(SB11)で木村敬一が金メダルを獲得した。また、9日の男子50m平泳ぎ(MD)で、鈴木孝幸が自らのフェスピックレコード(アジア新記録)を更新する50秒36をマークした。

今大会の水泳日本チームには、大会が招待した木村敬一・鈴木孝幸・中村智太郎の3選手のほかにも、北京パラリンピック出場候補としてJPC(日本パラリンピック委員会)への推薦を受けている小山恭輔・木村潤平・竹内すが子の3選手が、自費参加の形で加わった。国際大会の経験を積む目的のほか、北京大会での各種目へのエントリーのためにはIPC(国際パラリンピック委員会)の定めた標準記録を7月7日までに切る必要があり、今大会の記録で出場可能種目を増やそうというもの。木村敬一が100mバタフライ、小山が100m自由形などで標準記録をクリアした。

「北京での参加可能な種目を増やすことができ、他の選手も課題が確認できた。海外選手の状況も知ることができ、これからどう強化していくか、北京にむけて収穫は大」と峰村史世監督。

水泳の全レース終了後、現地スタッフから大会の感想をインタビューされた木村敬一は「北京ではメダルを目指しますか?」の質問に「もちろん!」と力強く答えていた。

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男子100m平泳ぎ(SB11)で金の木村敬一
(10日、マンチェスター・アクアティクスセンター)

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■選手の話■

小山恭輔
「思ったよりいいタイムだったが、監督には『もっと早く泳げるだろ?』とも言われている。自分のスタイルを貫いて、もっと強くならなければと思う」

木村敬一
「金メダルだったのはうれしいが、他の選手がベストタイムではなかったのでまだまだ。観衆が多い大会は初めて。慣れて緊張しないようにしたい」

木村潤平
「今回自分が苦手な種目に挑戦したが、どれも安定して無難な結果で、もうひとつ上のレベルを目指す必要を感じた。200m個人メドレーでは組み立てや配分を試せたのが収穫だ」

鈴木孝幸
「今回4種目とも自己ベストを更新した。50m平泳ぎは世界ランキング1位。世界記録に1秒というところに来たので、北京にむけて頑張る」

竹内すが子
「課題だらけ、練習不足が見えた。なんとか北京に間に合わせたい」

中村智太郎
「レース当日朝、プールから出るとき滑り、左足の親指に近い側を5針縫った。タイムより、とにかく最後まで泳げてよかった。北京にむけ、怪我のないよう気をつけたい」

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鈴木孝幸(9日、男子MD50m平泳ぎ)
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■日本選手出場種目の結果■

【プレイベント】
▼9日

・男子MD50m自由形
17位 木村敬一(障害クラスS11)タイム30秒34、ポイント626点
20位 木村潤平(S7)タイム34秒18、ポイント582点

・女子MD50m自由形
34位 竹内すが子(S5)44秒30、556点

・男子MD50m平泳ぎ
2位 鈴木孝幸(SB3)50秒36、939点
(出場者2名)

・男子MD100m背泳ぎ
8位 木村潤平(S7)1分26秒51、657点

・男子MD400m自由形
14位 小山恭輔(S6)5分44秒58、615点

・男子MD100mバタフライ
7位 木村敬一(S11)1分17秒76、545点

・男子MD50m背泳ぎ
4位 鈴木孝幸(S5)56秒01、282点

・男子MD200m個人メドレー
9位 木村潤平(SM7)2分58秒10、755点

▼10日午前

・男子MD100m自由形
15位 小山恭輔(S6)1分14秒90、687点

・女子MD100m自由形
34位 竹内すが子(S5)1分43秒31、447点

・男子MD50mバタフライ
4位 木村潤平(S7)37秒31、592点

・男子MD150m個人メドレー
1位 鈴木孝幸(SM4)2分46秒45、804点
(出場者1名)

・男子MD100m平泳ぎ
4位※中村智太郎(SB7)1分29秒44、793点
8位 木村敬一(SB11)1分26秒98、533点

【ファイナルセッション】

▼10日午後

・男子100m平泳ぎ(SB11)
1位※木村敬一 1分19秒32

・男子200m自由形(S5)
5位※鈴木孝幸 3分04秒73

(注)
今年のVPWCでは水泳競技は2部に分けて行われた。

9日及び10日午前のプレイベントでは、異なる障害クラスの選手が同時にレースを行い(MD=Multi-Disability)、各クラスの世界記録を基準に、それぞれ定められた係数を元に算出した点数で順位を決定。

10日午後の「テレビ放映・ファイナルセッション」では、北京パラリンピック水泳で予定される方式と同様、障害クラスごとにレースを実施したため、タイム通りの順位となる。

※は大会が選手を招待した種目

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木村敬一「大きな国際大会は初めてで緊張しました」

(photo&text:Yuko SATO)

2008年05月11日

VISAパラリンピックワールドカップ 自転車で石井が銀メダル

英国・マンチェスターで行われていたVISAパラリンピックワールドカップ(VPWC)で8日、トラック自転車種目・1kmタイムトライアル(障害クラスLC1・LC2・CP4)において、石井雅史(CP4)が銀メダルを獲得した。

石井は、CP4単独としては自身が昨年の世界選手権でマークした1kmタイムトライアル(TT)の世界記録(1分9秒274)を更新する1分8秒553を記録したが、この日の同レースではドーピング検査が実施されておらず、公認記録となるかは確認中。

「1位のジョディ・クンディには1秒以上の差はつけられたけれど、8秒台を狙っていたので、ほっとした」と石井。班目秀雄監督も「同じCP4クラスのライバル、チェコのボウシュカ選手が1分11秒台という平凡なタイムだったので、リラックスして走れたのだと思う。たまたま条件がよかったのだろうが、できすぎの結果。これからどこまでのばせるか、楽しみ」と笑顔を見せた。

日本選手出場種目の結果
8日
1kmタイムトライアル(LC1・LC2・CP4)

1位 ジョディ・クンディ(LC2)1:07.405
2位 石井雅史(CP4)1:08.553
3位 マーク・ブリストー(LC1)1:09.737

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「石井雅史、1kmタイムトライアル(LC1/2,CP4)」

(TEXT, Photo: Yuko SATO)

【速報】2008 VISAパラリンピックワールドカップ

英国・マンチェスターで行われているVISAパラリンピックワールドカップで8日、トラック自転車種目・1kmタイムトライアル(障害クラスLC1・LC2・CP4)において石井雅史(CP4)が銀メダルを獲得。また10日、水泳・男子100m平泳ぎ(SB11)で木村敬一が金メダルを獲得した。

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銀メダルを見せる石井(8日、マンチェスター・ベロドローム)

(TEXT, Photo: Yuko SATO)