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2007年11月26日

第17回福知山マラソン

アテネパラ金メダリスト高橋勇市、北京パラ出場確実に

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三段池公園をスタート

 11月23日、京都・福知山で「第17回福知山マラソン 兼 第8回全日本盲人マラソン選手権 兼 北京パラリンピック派遣選手選考会」が開催された。視覚障害者の部のトップでゴールしたのは、アテネパラリンピック・マラソン視覚障害T11クラス金メダリストの高橋勇市(42)。06年オランダでのIPC陸上競技選手権大会優勝の実績とあわせ、高橋の北京パラリンピックへの出場がほぼ確実となった。

 「足にマメができて目標タイムに届かなかった。北京ではもっといけますよ!」と意気盛んな高橋。今大会の伴走者2名は、シドニー五輪マラソン出場選手・現東洋大学陸上競技部監督の川嶋伸次(41)と、世界ハーフマラソンメキシコ大会にも出場経験を持つNEC府中陸上部所属の志田淳(34)という、頼もしい顔ぶれだ。

 北京パラリンピック陸上競技の日本代表選手枠は、来年初めに予定される国際パラリンピック委員会(IPC)の決定に従い、日本パラリンピック委員会(JPC)が決定するため、今大会は日本盲人マラソン協会(JBMA)のJPCへの推薦選手決定選考会という位置づけになる。
 JBMA推薦の条件は、過去約1年間の指定期間内の公認大会で標準記録2時間49分59秒を突破し、北京大会で6位までの入賞が期待される選手。

 今大会で標準記録を突破した視覚障害者の部出場選手は下記の3名。
2時間45分51秒:高橋 勇市
(42歳、東京都、アイ・ティ・フロンティア所属、障害クラスB1)
2時間47分27秒:加治佐 博昭(33、神奈川県、B2)
2時間49分47秒:新野 正仁(50、静岡県、B1)

 JBMA関係者によると、北京大会では視覚障害マラソン種目の障害クラスは一つに統合され、障害程度による係数換算などをせず、実際のタイムに従って順位が決められる予定。さらに重みを増すメダルの獲得に向け、より厳しい戦いとなりそうだ。

福知山マラソンオフィシャルサイト
http://www.f-marathon.gr.jp

(text: Yuko SATO)

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ゴールする高橋勇市(伴走:川嶋伸次)

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8km地点付近を走る高橋勇市(伴走:志田淳)